ワークフローの申請フォームを作成後、ユーザがそれを選択できない場合は、いくつかの原因が考えられます。
【推測される原因】
(1) 申請フォームの「レコードタイプ」に対して、その「プロファイル」がアクセス権を付与されていない
申請フォームを新たに作成する際、通常、オブジェクト(例:「申請データ」オブジェクト)にて、
1.ページレイアウトを作成。
2.次に、レコードタイプを作成。この時、このレコードタイプを使用可能なプロファイルを指定するとともに、あらかじめ作成済のページレイアウトを指定。
という手順となりますが、2.で使用可能なプロファイルの指定を途中で行わなかった場合、そのプロファイルのユーザはアクセス権を持たないため、ワークフローでその申請フォームを選択できません。
「プロファイル」が、どの「レコードタイプ」にアクセス権を持っているかを確認したり、後からアクセス権を付与する場合は、以下の手順を実施してください。
【手順】
ご注意:Salesforceの 設定 > ユーザ管理設定 の「拡張プロファイルユーザインターフェース」が有効になっている場合は、下図と画面が異なります。
その場合は、一旦これを無効にして、本手順を実施してください。
- Salesforceの 設定 > プロファイル を開き、確認したいプロファイル名をクリックして詳細画面を開きます。
- レコードタイプの設定セクションにある、オブジェクト名(例:申請データ)の編集リンクをクリックします。
- 選択済みのレコードタイプ(右側の項目)に、今回作成したレコードタイプが入っているかご確認ください。
使用可能なレコードタイプ(左側の項目)にある場合は、それを選択して[追加]ボタンをクリックして選択済みのほうに移動させ、[保存]をクリックします。
(デフォルトのレコードタイプは変更不要です。)
(2) 「レコードタイプ」が有効になっていない
作成したレコードタイプが有効になっているか、以下の手順でご確認ください。
【手順】
- Salesforceの 設定 > オブジェクトマネージャ を開き、オブジェクト(例:申請データ)を検索して、オブジェクトの詳細を開きます。
- 左のメニューからレコードタイプをクリックし、今回作成したレコードタイプを探し、レコードタイプの詳細を開きます。
- 有効にチェックが入っているかご確認ください。
(3) 申請カテゴリが正しく設定されていない
申請カテゴリを設定していないために、申請の新規作成時「申請フォーム選択」の選択肢に出てこない、という状況になっていないかご確認ください。
【手順】
- mitocoのアプリケーション設定 > (ワークフロー) > 申請カテゴリ設定 を開きます。
- 表示させたい申請カテゴリの編集をクリックし、作成した申請フォームが登録に含まれているかご確認ください。
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