5-6-8. ワークフローで承認された書類にオリジナルテンプレートを適用する
ワークフローで申請するときにオリジナルテンプレートを選択し、 書類を送信するときにそのテンプレートを適用することができます。
申請対象オブジェクト(ワークフローで申請する対象のオブジェクト)を編集します。
オリジナルテンプレートを利用しない場合、設定は不要です。
オリジナルテンプレートを利用する場合、ワークフローの申請時にオリジナルテンプレートを選択する必要があります。
ワークフローの承認後にオリジナルテンプレートの選択・変更はできません。
あらかじめ利用ユーザに周知してください。
設定手順
オリジナルテンプレートの参照項目を追加します。
- Lightning Experience の場合
[設定] から [オブジェクトマネージャ] を選択し、申請対象オブジェクトの表示ラベルをクリックします。
[項目とリレーション] で [新規] をクリックし、カスタム項目を新規作成します。 Salesforce Classic の場合
[設定] から [クイック検索] ボックスに「オブジェクト」と入力し、[オブジェクト] で申請対象オブジェクトの表示ラベルをクリックします。
[カスタム項目 & リレーション] で [新規] をクリックし、カスタム項目を新規作成します。データ型 参照関係 関連先 クラウドサインテンプレート 項目の表示ラベル 例: クラウドサインオリジナルテンプレート 項目名 例: CloudSignTemplate 子リレーション名 例: CloudSignTemplates ルックアップ検索条件 例: 商談レコードの申請時に選択範囲を商談オブジェクトで利用できるオリジナルテンプレートに絞り込む場合
クラウドサインオリジナルテンプレート: 利用可能 次の文字列と一致する 値 True
かつ クラウドサインオリジナルテンプレート: 有効 次の文字列と一致する 値 True
かつ クラウドサインオリジナルテンプレート: 説明 次の文字列を含む 値 商談必ずルックアップ検索条件を設定し、申請対象オブジェクトで利用できるオリジナルテンプレートに絞り込んでください。
利用できないオリジナルテンプレートが承認された書類で選択されている場合、[クラウドサイン書類送信] で送信できません。送信するためには、利用できるオリジナルテンプレートを選択して申請からやり直す必要があります。なお、上記例の「商談」には、オリジナルテンプレート入力設定画面で [説明] に入力した絞り込み用のキーワードを入力します。詳細は、「オリジナルテンプレートの入力項目を設定・有効化する」をご参照ください。
- Lightning Experience の場合
[クラウドサイン書類送信] を表示するURLにパラメータ「template=オリジナルテンプレートのレコードID」を追加します。
例えば、商談レコードから [クラウドサイン書類送信] を表示し、[手順1] で作成した参照関係項目を差し込む場合、以下のように設定します。
なお、既に他のURLパラメータが追加されている場合、それらは残してください。設定するURL - カスタムボタンの場合
/apex/CloudSign__SendDocument?id={!Opportunity.Id}&template={!Opportunity.CloudSignTemplateId__c}
- HYPERLINK関数を含む数式カスタム項目を使用する場合
HYPERLINK('/apex/CloudSign__SendDocument?id=' & Id & '&template=' & CloudSignTemplate__r.Id , '書類送信画面を表示する')
新規作成したカスタム項目を申請対象オブジェクトのページレイアウトに配置します。
ページレイアウトの設定は、Salesforce のリファレンス「従来のページレイアウトエディタを使用したページレイアウトのカスタマイズ」をご参照ください。Lightning Experience の場合
[設定] から [オブジェクトマネージャ] を選択し、申請対象オブジェクトの表示ラベルをクリックします。
[ページレイアウト] で設定対象レイアウトのページレイアウト名をクリックします。Salesforce Classic の場合
[設定] から [クイック検索] ボックスに「オブジェクト」と入力し、[オブジェクト] で申請対象オブジェクトの表示ラベルをクリックします。
[ページレイアウト] で設定対象レイアウトの [編集] をクリックします。
- 新規作成したカスタム項目に編集権限を付与します。
項目レベルセキュリティの設定は、Salesforce のリファレンス「権限セットとプロファイルでの項目権限の設定」をご参照ください。