5-4-3. オリジナルテンプレートの入力項目を設定・有効化する
ご利用のバージョンが V6.0 以降 のお客様向けのページです。
V5.1以前のバージョンをご利用の場合、こちらをご参照ください。
クラウドサイン Salesforceに取り込んだオリジナルテンプレートを、 [クラウドサイン書類送信] 画面で利用するための設定を行います。
[クラウドサイン書類送信] 画面で利用できるオリジナルテンプレートには条件があります。
詳細は「オリジナルテンプレートを作成し共有する(クラウドサインで操作)」をご参照ください。
設定手順
- [クラウドサインテンプレート] タブをクリックします。
設定するオリジナルテンプレートの「テンプレートタイトル」をクリックします。- Lightning Experience の場合
- Salesforce Classic の場合
- Lightning Experience の場合
[オリジナルテンプレート入力項目設定] 画面で、[クラウドサイン書類送信] 画面で利用するための設定を行います。
書類に差し込むデータと受信者入力項目は、[入力項目の設定と確認] ボタンをクリックして表示される [送信ファイルのプレビュー] ダイアログで設定します。
[入力項目の設定と確認] ボタンが無効の場合、以下の状態と考えられます。
- オリジナルテンプレートのPDFファイルが取り込まれていない
- オリジナルテンプレートが利用不可である
「オリジナルテンプレートを取り込む」を参照し、PDFファイルを取り込んでください。
V6.0以降から、Lightning Experience と Salesforce Classic で、画面デザインを共通化しました。
項目 設定内容 有効 オリジナルテンプレートを有効化するためのチェックです。
チェックを付けて保存すると、[クラウドサイン書類送信] 画面で利用できるようになります。
有効化したときの設定に基づき、以下のテンプレートが [クラウドサイン書類送信] 画面の [オリジナルテンプレートの選択] ダイアログに表示されます。
- 入力項目がないテンプレート(すべてのオブジェクトで利用可能)
- 入力項目があり、[クラウドサイン書類送信] 画面を起動したオブジェクトが [送信先オブジェクト] と一致するテンプレート
※異なるオブジェクトからデータを差し込むテンプレートは表示されません
説明 オリジナルテンプレートの説明です。
[クラウドサイン書類送信] 画面の [オリジナルテンプレートの選択] ダイアログに表示されます。利用者が適切なオリジナルテンプレートを選択するためのお知らせ情報を入力してください。
ワークフローの申請時にオリジナルテンプレートを選択できるようにする場合のヒント
[説明] にキーワードを含めることで、選択範囲を送信先のオブジェクトで利用できるオリジナルテンプレートに絞り込むことができます。
例えば、商談レコードの申請時に選択範囲を商談オブジェクトで利用できるオリジナルテンプレートに絞り込むには、以下のテンプレートの [説明] に絞り込み用のキーワードとして「商談」を入力しておきます。
- 入力項目がないテンプレート(すべてのオブジェクトで利用可能)
- 入力項目があり、[送信先オブジェクト] が「商談」のテンプレート
ここで入力した絞り込み用のキーワードを送信先のオブジェクトの参照項目にルックアップ検索条件として追加します。詳細については、「ワークフローで承認された書類にオリジナルテンプレートを適用する」をご参照ください。
- [送信ファイルのプレビュー] ダイアログで、書類に差し込むデータ、または受信者入力項目をクリックすると、設定ダイアログが表示されます。
各入力項目の設定を終え、[完了] をクリックすると、それまでの入力内容が保存されます。
[キャンセル] をクリックすると、ダイアログが閉じます。入力内容は保存されません。項目 設定内容 送信先オブジェクト オリジナルテンプレートの差し込み項目に差し込むデータの取得先、または受信者入力項目の入力値の取込先オブジェクトです。
取引先責任者以外から書類を送信する場合、カスタム設定(クラウドサイン 送信先設定)の [送信先オブジェクト(API参照名)] に設定したオブジェクトのラベルが表示されます。カスタム設定(クラウドサイン 送信先設定)の設定については、「取引先責任者以外のオブジェクトから送信する場合」をご参照ください。
テンプレート入力項目 オリジナルテンプレートの差し込み項目、受信者入力項目を黄色枠で表示します。赤色枠が表示されている場合、差し込むデータの取得先項目が設定されていないことを示します。
クリックすると、設定ダイアログが表示されます。
プレビュー画面に表示される差し込みデータ・ラベルのフォントと、実際にクラウドサインで送信されるファイルに若干の差異が生じる可能性があります。
フォントについては「制約事項」をご参照ください。差し込み項目の設定
オリジナルテンプレートの入力項目に差し込むデータの取得先項目を設定します。
黄色枠、もしくは赤色枠をクリックすると、ダイアログが表示されます。
枠の右下に「●」が表示されます。項目 設定内容 項目 オリジナルテンプレートの入力項目に差し込むデータの取得先項目です。
「送信先オブジェクト」で設定したオブジェクトの項目から選択します。
- Salesforceの項目データ型と差し込みデータの出力例は「(参考)Salesforceの項目データ型と差し込みデータの出力例」をご参照ください。
- テンプレートの入力項目にはSalesforceのデータが文字列変換して出力されます。
期待通りの出力がされない場合は、数式項目を使用してください。
数式項目の作成については、Salesforce のリファレンス「数式項目の作成」をご参照ください。 - 項目名の後ろに「>」が付く場合は、利用できる参照先の項目があることを示します。
選択しますと右側に選択リストが表示されますので、参照先の項目を選択してください。
送信先オブジェクトを含め、3階層のオブジェクトから選択できます。
ラベル 入力項目の項目名です。
[クラウドサイン書類送信] 画面で、ファイルの入力項目を識別する情報を入力してください。
受信者入力項目の設定
オリジナルテンプレートの入力項目で、受信者が入力する項目を設定します。
黄色枠をクリックすると、ダイアログが表示されます。
枠の右下に入力者の署名順の数字が表示されます。項目 設定内容 取り込み先項目 受信者が入力した値を保存するSalesforceの項目を選択します。
[送信先オブジェクト] で設定したオブジェクトの項目から選択します。
入力項目の種類により、取り込み先項目として選択可能なSalesforceのデータ型が制限されます。
入力項目の種類 Salesforceのデータ型 テキスト テキストエリア テキストエリア (リッチ) ロングテキストエリア チェックボックス フリーテキスト
○ ○ × × × チェックボックス × × × × ○ 押印 ○ ○ × × × - 利用ユーザが「書類を確認」機能を使用する場合、取り込み先項目に選択した項目への編集権限が付与されている必要があります。
書類の受信者が同意の際に入力した値を、送信先オブジェクトに取り込む設定をする場合、以下にご注意ください。
- ワークフローとクラウドサイン for Salesforceを連携し、かつ最終承認後に送信先オブジェクトのレコードがロックされていても取り込まれます。
この場合、レコードの更新者は、クラウドサインと Salesforce の連携方法により以下のいずれかになります。- [バッチスケジュール登録] 画面の [保存] をクリックしたユーザ
- [書類を確認] ボタンをクリックしたユーザ
- 取り込み先項目は、書類送信時の設定内容に基づいてSalesforceに取り込まれます。運用開始後に設定変更が必要になった場合、書類送信状況を確認の上、運用を切り替えてください。
- V5.1以前をご利用中に送信された書類については、送信先オブジェクトに取り込まれません。
最後に [有効] のチェックを付けて保存します。
- 有効化する前の注意事項
あらかじめ、クラウドサインでオリジナルテンプレートを共有してください。
クラウドサインでオリジナルテンプレートを共有していない場合、[クラウドサイン書類送信] 画面で書類を送信することはできません。- 有効化した後の注意事項
[クラウドサイン書類送信] 画面で入力項目の差し込みデータが期待通りの表示となっていることを確認してください。
差し込み項目のダイアログで設定した項目のデータが、オリジナルテンプレートのファイルの入力項目に出力されます。期待通りの表示ではない場合、送信先オブジェクトに数式項目を追加して対応してください。