書類の送信先情報として使用する項目を変更したい
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[クラウドサイン書類送信] 画面(「送信先の追加」 )の [送信先] セクションで送信先を追加するための設定は以下のとおりです。
任意設定については、組織の運用に合わせてご利用ください。
必須設定 | 任意設定 | 目的 | 手順参照 |
---|---|---|---|
○ | 確認依頼メールの送信先情報を設定する ※取引先責任者から書類を送信する場合は不要 | 「(2) カスタム設定を登録する」をご参照ください | |
○ | 書類を送信するオブジェクト以外のオブジェクトから送信先を追加する場合、検索するオブジェクトと確認依頼メールの送信先情報を設定する | 書類送信画面で任意のオブジェクトから送信先を選択するための設定 |
設定例
例. 商談から書類を送信する場合
1. CloudSign Receiver Setting(カスタム設定: クラウドサイン 送信先設定)
この例は、以下が作成済であることを前提としています。
・商談オブジェクトに取引先責任者を関連先とする参照関係項目(API参照名: Contact__c
)
送信先情報の設定値は、送信先オブジェクトの項目を起点に設定します。
設定項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
送信先オブジェクト(API参照名) | Opportunity | |
送信先名項目(API参照名) |
| 確認依頼メールの氏名に、商談の取引先責任者の氏名を使用する |
送信先メール項目(API参照名) | Contact__r.Email | 確認依頼メールのメールアドレスに、商談の取引先責任者のメールアドレスを使用する |
送信先企業名項目(API参照名) | Contact__r.Account.Name | 確認依頼メールの企業名に、商談の取引先責任者の取引先名を使用する |
2. CloudSign Send Search Object Setting(カスタムメタデータ型: クラウドサイン 送信先検索対象設定)
上記「1」で設定した商談オブジェクトのレコードに加え、他のオブジェクト(ここではカスタムオブジェクト)のレコードを検索して送信先を追加できるようにする場合の例です。
この例は、以下が作成済であることを前提としています。
・カスタムオブジェクト(API参照名: CustomObject__c
)
・カスタムオブジェクトに取引先責任者を関連先とする参照関係項目(API参照名: Contact__c
)
送信先情報の設定値は、検索オブジェクトの項目を起点に設定します。
検索オブジェクトは、送信先オブジェクトに参照関係項目がなくても設定できます。
設定項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
送信先オブジェクト | 商談 | |
検索オブジェクト(API参照名) | CustomObject__c | カスタムオブジェクトのレコードから確認依頼メールの送信先を追加する |
検索オブジェクトの氏名項目 (API参照名) | Contact__r.Name | 確認依頼メールの氏名に、カスタムオブジェクトの取引先責任者の氏名を使用する |
検索オブジェクトのメールアドレス項目 (API参照名) | Contact__r.Email | 確認依頼メールのメールアドレスに、カスタムオブジェクトの取引先責任者のメールアドレスを使用する |
検索オブジェクトの会社名項目 (API参照名) | Contact__r.Account.Name | 確認依頼メールの企業名に、カスタムオブジェクトの取引先責任者の取引先名を使用する |
ドット表記法で設定する場合
「子オブジェクトの項目名.
親オブジェクトの項目名」の形式で設定できます。設定できるドットの数は最大5つです。
なお、「子オブジェクトの項目名」は標準項目とカスタム項目で異なります。
- 標準項目の場合、[項目名] です。
- カスタム項目の場合、[API 参照名] の
"__c"
を "__r
"(アンダースコア 2 つの後に半角の英字 r) に置き換えます。