f. ワークフロー 〜 Known Issue

ワークフローを利用する上での既知の事象

条件箇所事象
申請条件、遷移条件に数式項目を利用したバージョンが多量にある申請時、承認時

申請条件、承認条件に数式が設定されているバージョンが多量にあると、

申請時、承認時にシステムエラーが発生してしまう場合があります。

下記対応をお試しください

  • 申請条件、遷移条件に数式項目を利用しているバージョンを無効にする
  • 数式項目の数式内容をシンプルにする

※将来的に申請条件、遷移条件に数式項目を利用できなくなる可能性があります。

ワークフロールールとメールアラートで申請者/承認者へのメール通知機能を利用する場合メール本文

メール本文は多言語化されていません。

(サンプルで用意しているメールテンプレートの文面は日本語で作成しています)。 

リッチテキスト項目利用時

申請データ登録編集画面

印刷プレビュー画面

申請データ登録編集画面において、下記事象が発生します。

 1.以下のボタンが正しく表示されない、又は機能しないことがあります。

      • 全角文字列の場合「斜体」ボタン

  2.各ボタンの書式設定が反映されない場合があります。

対処方法:文字の入力完了後に、各ボタンにて書式設定を行ってください。


 3.特定の文字装飾(太字、斜体、下線等)を2つ以上組み合わせた文字がある場合に印刷プレビュー画面で文字色が反映されないことがあります。


    4.印刷プレビュー画面において、一部装飾(斜体、インデント)が反映されない場合があります。

申請条件や遷移条件で多くの数式項目が使用されている場合

申請承認画面

申請や承認ができなくなる場合があります。

申請条件や遷移条件の設定では数式項目を使用しないでください。

遷移条件に使用されている項目に対して参照アクセス権がない場合

申請承認画面

承認画面を開くことができなくなる場合があります。

遷移条件に使用されている項目の項目レベルセキュリティで該当するユーザに参照アクセス権を付与してください。

申請データ編集時
申請データの2列表示のページレイアウトの左側に「レコードタイプ」を設定した場合でかつ、長い名前の申請フォーム(レコードタイプ)のレコードを作成した場合、編集画面を表示すると、レコードタイプ名が折り返されないで表示される。
100件以上の承認プロセスが存在する場合承認プロセス一覧承認プロセス一覧の件数表示が崩れる場合があります。
申請条件やステップの遷移条件で時間型項目を指定した場合

申請承認画面

強制的にfalse扱いとなります。
項目自動更新で時間型項目を指定した場合

申請承認画面

項目更新時にエラーとなります。
申請対象のオブジェクトが100種類以上あり、その100種類以上の申請情報を確認できるユーザの場合

申請データ一覧

申請済み一覧

処理待ち一覧

処理済み一覧

回覧待ち一覧

一覧が取得できなくなります。

申請対象のオブジェクトが多くなりすぎないようにしてください。

リッチテキスト項目利用時申請データ登録編集画面

申請データの登録編集画面において、リッチテキストの項目にコピー&ペーストした内容を入力すると、意図しない装飾がつくことがあります。

対処方法:コピー&ペーストを利用しないか、Chrome以外のブラウザを利用してください。

システム管理者権限の「すべてのデータの編集」が有効でないユーザが操作かつ、代理承認者設定の代理元ユーザにmitocoワークフローの権限セットが付与されていない場合

 代理承認者設定登録編集画面

 システムエラー「管理者に問い合わせてください。」が発生します。

対処方法:代理承認者設定の代理元ユーザにmitocoワークフローの権限セットを付与してください。

承認プロセスの移行のインポートで大量のデータをインポートすると、「内部サーバエラーが発生しました。」となる。

承認プロセスの移行のインポート

システムエラー「内部サーバエラーが発生しました。」が発生します。

対処方法:エクスポートする承認プロセスを分割して複数に分けてインポートしてください。

承認プロセスのインポート時に、カンマやダブルクォーテーションを組み合わせた文字列をインポートしたときに、インポートエラーが発生する。承認プロセスの移行のインポート

エラー:項目行とデータ行の項目数が異なります。

以下文字列が承認プロセスのデータ項目にある

・「,"",文字列がある場合

「■改行■",""」文字列がある場合(■改行■は改行のことです)

「"",""""」文字列がある場合


対処方法:上記文字を承認プロセスのデータ項目で使用しないでください。

Spring'19以降かつ、申請データ登録編集画面にリッチテキスト型の項目が表示されている場合申請データ編集画面文字色を設定するボタンでRGB値の入力欄の表示が崩れて表示されます。
設定 > カスタマイズ > Field Service > Field Service 設定が有効の場合承認プロセスの登録画面

作業指示(Work Order)、作業指示品目(Work Order Line Item)が対象オブジェクトとして選択が可能になりますが、その承認プロセスを使用して申請することができません。

申請データに入力規則を設定した場合申請データ登録画面エラーの表示位置が指定した場所と異なる場合があります。

申請データを作成する場合

申請データ登録画面

以下の項目についてはデフォルト値は反映されません。

・時間項目

・通貨項目

申請データの編集時申請データ編集画面

レイアウトのセクションヘッダーの設定によっては、編集画面で正しく表示されません。

セッションヘッダー設定結果
[詳細ページ]のみチェックセクションヘッダーを表示します。
[編集ページ]のみチェックセクションヘッダーを表示しません。
[詳細ページ]・[編集ページ] 両方にチェックセクションヘッダーを表示します。
[詳細ページ]・[編集ページ] 両方にチェックなしセクションヘッダーを表示しません。

対処方法:編集ページで表示したい場合は、[詳細ページ]・[編集ページ] 両方にチェック、もしくは[詳細ページ]のみチェックしてください。

申請データ作成する場合申請カテゴリ選択画面

申請カテゴリが大量にある場合に申請カテゴリの申請フォームが表示されないことがあります。

対処方法:申請カテゴリ選択画面を開き直して選択してください。

通貨・地理位置情報項目利用時申請データ編集画面

・通貨:文字数や小数点の位置の指定に関わらず、入力可能な最大数は16桁です。

・地理位置情報:小数点の位置の指定に関わらず、入力と保存が可能です。

デジタルエクスペリエンス利用時共有設定画面
申請データの共有ルールやレコードの共有に下記が設定されている場合、共有設定画面表示時にシステムエラーが発生します。
・パートナーユーザ
・ポータルロール
・ポータルロール&下位ロール
インライン編集後に、承認条件の事前定義ありのステップから、事前定義なしのステップに変わる時申請、承認時

申請すると「承認者が設定されていません」エラーにより申請に失敗することがあります。

対処方法:画面の再読み込みを行うか、承認プロセス名の右に表示される更新ボタンを押下してください。

申請カテゴリ設定画面にて、申請カテゴリが31件以上ある状態で並び替えを行った時申請カテゴリ一覧画面

申請カテゴリの31件より下が表示されません。

※申請カテゴリの参照画面に遷移したり、画面更新すると31件より下が再度表示されます。

【前提条件】
スタンドアロン版またはLightning コンポーネントタブ版を使用


1. 「ユーザへの参照項目」に入力がある申請データを表示
2. メニューボタン(「…」)から「コピー」を押下
3. 「申請内容登録」画面へ遷移する


申請時

エラーダイアログが表示されます。エラーダイアログを閉じると、「ユーザへの参照項目」は空欄となっており、入力ができない状態となっています。空欄のまま申請をすると、コピー元と同じ値が入っています。

対処方法:ユーザプロファイル ページレイアウトに空のセクションが無い場合にはエラーが発生しません。

【前提条件】

ワークフロー画面をホームページのコンポーネントとして配置している場合(Classic版/LEX版)

ホームページのコンポーネントから表示したリストビュー登録画面にて、「表示する項目を選択」のヘルプを表示時

リストビュー新規登録画面

リストビュー編集画面

ヘルプテキストが見切れてしまう場合があります。
英語ユーザで処理待ち一覧でリストビューを選択した場合処理待ち一覧参照可能項目に「件名」が含まれている場合、「件名」が英語表記にならず「件名」のまま出力されます。
カテゴリから選択で特定の申請フォームを指定する場合

リストビュー新規登録画面

リストビュー編集画面

ページレイアウトで鍵表示がされている参照のみ可能項目がリストビュー新規・編集画面の「表示する項目」欄に表示されません。

※「自動採番」項目は例外で表示されます。

ステップの遷移元が複数ある場合承認プロセス参照画面Toで示されたステップのアイコンが崩れている場合がありますが、申請承認画面のフロー図の表示は問題ありません。また、ステップの遷移は問題なく行われます。

リストビュー新規登録画面にて、

対象リストの申請カテゴリ、申請フォームを切り替えた場合

リストビュー新規登録画面切り替え後の参照可能項目の並び順が変わることがあります。(「申請」が一番上に表示されます。)
Summer'22での利用時申請データ新規作成画面参照項目などで表示される✕ボタンが崩れて表示されます。
組織の設定 > セッション設定 にて、「ヘッダーが無効化された Visualforce ページのクリックジャック保護を有効化」をONにしている場合

申請画面

承認画面

下記の問題が発生します。

  • 特定のカスタムオブジェクトにて「システムエラー」と表示され申請承認ができない場合があります。
  • 回覧者追加時のユーザ検索画面にて、ユーザアイコンクリックした際のポップアップに「ユーザプロファイルレイアウトに項目が配置されていません。」と表示される場合があります。
  • LEXホーム版や Classic 全般の画面からは、添付ファイルのプレビューができません。※添付ファイルをダウンロードしていただくことは可能です。

対処方法:Lightning コンポーネントタブ版を使用してください。

遷移条件に使用している項目に対し以下の操作をした場合:

  • 項目名の変更
  • 項目の削除

申請画面

承認画面

システムエラーが表示され、開くことができなくります。

項目名の変更は、組織のインテグレーションに影響を及ぼす可能性があります。遷移条件に使用していないかなど、慎重にご検討の上実施してください。

対処方法1 項目名を変更した場合:変更前の項目名に戻すことで、申請画面や承認画面を開くことができるようになります。

対処方法2 項目を削除した場合(物理削除前):項目を復元し、項目名の末尾に付加された「_del」を削除することで、申請画面や承認画面を開くことができるようになります。詳細は Salesforce のヘルプ 削除されたカスタム項目の管理 をご参照ください。

申請カテゴリ設定で「--申請フォームなし--」の順番を2番目以降にした場合

リストビュー新規登録画面

リストビュー編集画面

リストビュー新規登録画面で該当のカテゴリを選択した場合、申請フォームの選択肢に「--申請フォームなし–」が表示されます。

申請フォームで「--申請フォームなし–」を選択した場合、「--すべて--」と同じ検索結果となります。

申請フォームで「--すべて--」を選択したリストビューを編集する際、申請フォームは「--申請フォームなし–」が選択された状態で表示されます。(動作上影響はありません。)

以下の状況で承認した場合:
・連続で承認者になる
・承認をSalesforce標準のLEX画面で実施する
・各承認時に回覧者を設定する
承認時

2回目の承認時に回覧者設定ボタンが非活性となる場合があります。

対処方法:ブラウザの再読み込みを実施してください。

【前提条件】
プロセス編集可能、申請時回覧者手動割り当てするのプロセスを使用

1. 申請画面で前提のプロセスを選択する
2. 回覧者を手動で設定する
3. プロセス編集画面に遷移する
4. キャンセル等で申請画面に戻る
5. 回覧者を編集する

申請時

回覧者の表示欄が潰れてしまう場合があります。

対処方法:表示上は潰れて設定した回覧者は見えませんが設定は残っているので、そのまま申請してください。

【前提条件】
「LEX標準レコードページ使用」がONかつmitocoワークフロー(LEXタブ)を設定していない

ユーティリティバーからカスタムオブジェクトの通知を開いた場合

ユーティリティバーmitoco版ワークフローページ(一覧が空白)が開く場合があります。

承認プロセス登録の

・申請条件

・遷移の遷移条件

の「条件フィルタの登録」画面でテキスト項目を選択し、値に17桁以上の数値を入力した場合

承認プロセスの登録画面

「This page has an error. You might just need to refresh it.
 Error during LWC component connect phase: [Invalid time value]
 Failing descriptor: {markup://lightning:internationalizationLibrary}」

のエラーダイアログが表示される場合があります。

対処方法:エラーダイアログが表示されても条件フィルターの内容は登録されているため、承認プロセスの登録を継続してください。

申請カテゴリ設定を表示した後にブラウザバックした場合申請カテゴリ設定

前の画面に戻らず申請カテゴリ設定が表示されます。

対処方法:戻りたい画面のメニューなどをクリックして表示してください。

リッチテキストエリア項目に画像があり、

画像の前または後に文字がある場合

申請データ参照画面

画像が拡大表示されてしまいます。

ホームページのコンポーネントでリッチテキストにリンクを設定していた場合申請データ参照画面

リッチテキストのリンクが有効にならない場合があります。

対処方法:Lightning コンポーネントタブなどから確認してください。

申請データに添付したファイルについて、別名のファイルで新しいバージョンをアップロードする際にしていた場合申請データ一覧添付ファイルで検索した場合に元のファイル名でも条件に一致します。
既にアップロード済みのファイルを任意の申請対象のレコードの添付ファイルにしようとした場合 組織にアップロードされたファイルを関連づける時

既にアップロードされたファイルを関連付ける時、「1ファイルを申請データに追加できません。」エラーメッセージが表示される場合があります。

対処方法:改めて新規に直接ファイルを添付してください。

申請対象のオブジェクトにmitocoのカスタムオブジェクトと同じAPI参照名のカスタムオブジェクトを指定した場合

 例)「WF_Data__c」など

申請画面

承認画面

mitocoワークフローコンポーネントをレコードページに配置する際に表示不良となります。
また該当オブジェクトのレコードを表示するとシステムエラー(「対象のレコードは存在しません」など)が発生します。

対処方法:API参照名を別名に変更してください。

承認プロセス、バージョン(有効、無効)が大量にあり、設定されている申請者が「すべての内部ユーザー」またはロール、公開グループで登録されているものが多い場合申請情報エクスポート

申請情報エクスポートのページが開かれずエラーになります。

対処方法:承認プロセス、バージョンの申請者を必要なユーザーのみ

設定してください。


FireFox、Internet Explorerを利用する際の既知の事象

FireFox、Internet Explorerでご利用になる場合、上記の事象に加え、下記の事象が発生する場合がございます。

条件箇所事象
FireFoxでの利用時全般プライベートブラウジングを利用するとレイアウトが崩れる場合があります。
FireFoxでの利用時

印刷プレビュー画面

印刷を行う際、長大な文章がすべて表示されず、見切れてしまう場合があります。
Internet Explorerでの利用時ファイルプレビュー画面

ファイルがバージョンアップされた時、バージョンアップ前のファイルがプレビューされることがあります。

対処方法:下記の対処法をお試し下さい。

  • ファイルプレビューを開く前にブラウザのキャッシュを削除してください。
  • ブラウザのキャッシュの設定を「Webサイトを表示するたびに確認する」に変更してください。
Internet Explorerでの利用時チェックボックス全般

素早くクリックすると反応しない場合があります。

対処方法:再度ゆっくり操作を行ってください。

Internet Explorerでの利用時

印刷プレビュー画面

印刷を行う際、下記事象が発生する場合があります。

・項目ごとの仕切り線が印刷時に反映されない

・リッチテキストに配置したPNG画像が表示されない

FireFoxでの利用時

印刷プレビュー画面

印刷プレビューから印刷を行った際、添付ファイルの位置と改ページが重なった際、添付ファイルが表示されません。

対処方法:ブラウザの印刷設定で倍率や余白を調整してください。

FireFox、Internet Explorerでの利用時

印刷プレビュー画面

申請名が半角で長い申請データを印刷プレビュー(申請承認)するとスクロールバーが表示されます。
Internet Explorerでの利用時申請データ登録編集画面

リッチテキスト項目にテキスト入力前に文字色を指定した後、全角文字を入力して確定するとエラーが発生することがあります

対処方法:テキスト入力後に文字色を変更するようにしてください。

FireFoxでの利用時

申請済み一覧

処理待ち一覧

処理済み一覧

回覧待ち一覧

一覧画面のカスタムオブジェクトの件名からSF標準画面へ遷移後、ブラウザバックした際に直近の一覧画面に遷移しない事象が発生しています。