レコードタイプの利用について
目次
申請データのレコードタイプとは
システム管理者はDataオブジェクトにカスタム項目を追加することで、申請データの項目を増やすことができます。
しかし常にすべての項目を入力するわけではなく、申請する内容によって使う項目は変動します。これを実現するのがレコードタイプです。レコードタイプは画面上は「申請フォーム」というラベルになっており、新規に申請データを作成する場合に、選択肢として表示されます。
システム管理者は、まずページレイアウトを使って画面に表示する項目を選択し、作成したページレイアウトとレコードタイプを紐付けることで、申請フォームを選択した場合に入力出来る項目を定義することができます。
※WFのパッケージをインストールするとDataオブジェクトにはあらかじめ「Default」というレコードタイプが存在しますが、このレコードタイプは使用せずに新たに作成してください。
プロファイルや権限セットを用いてこのレコードタイプをユーザへ割り当てなければ、ユーザは申請データを作成する時にこのレコードタイプを選択することはできません。
レコードタイプの利用可否
一般的に、すべてのユーザーがすべての申請フォームを選択する必要はないと考えられます。所属部門や役職によって選択できるフォームを指定可能です。
これを実現するためには次のいずれかの機能を利用することができます。
利用する機能 | 説明 |
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プロファイル | ユーザーに割り当てるプロファイルにおいて、そのユーザーが選択できるレコードタイプを指定することが可能です。 プロファイルはユーザーに対して1つしか割り当てることができません。 |
権限セット | ユーザーに割り当てる権限セットにおいて、そのユーザーが選択できるレコードタイプを指定することが可能です。 プロファイルとことなり権限セットはユーザーに対して複数割り当てることが可能です。 |