ファイルトリガーの監視対象の「ファイル名」や「ファイルパス」をスクリプト起動時にスクリプト変数へ渡す方法
スクリプト起動時に、起動のきっかけとなったファイルの「ファイル名」をスクリプト内で判定に利用したり、対象ファイルを読み取るために「ファイルパス」が必要となるケースがあります。
また、ファイルトリガーの設定では、監視対象のファイルにワイルドカードを指定できるため、スクリプト側では「ファイル名」や「ファイルパス」を動的に利用できるようにする必要があります。
上記のようにファイルトリガーからのスクリプト起動時に監視対象となるファイルの「ファイル名」や「ファイルパス」をスクリプト変数に受け渡したい場合は、次のように設定します。
設定方法
- スクリプト側にスクリプト変数を作成し、[スクリプト入力変数として使用する]にチェックを入れ、スクリプト実行時に引数として値を受け取れる設定とします。
- ファイルトリガーの設定にて、[実行内容の設定]の[スクリプト引数]に上記1のスクリプト変数が表示されるので、[値]の項目を設定します。
[値]項目を編集状態とし、右側に表示される[高度な操作]から以下のいずれかをクリックして設定します。- [ファイル名]をクリックすると、${trigger.filename} と設定されます。
- [ファイルパス]をクリックすると、${trigger.filepath} と設定されます。
上記設定をおこなうことで、監視対象のファイル名やファイルパスをスクリプト側へ受け渡すことが可能となります。