(1). Windows版Studioのログ取得方法について

Windows版Studioについてサポートへ問い合わせた場合など、ログ取得が必要になる場合があります。

ログの取得方法および出力仕様は下記の通りです。


ログ取得方法


1.ログ出力設定の変更


・詳細なログを出力するため、ログ出力設定を変更します。

 変更対象の設定ファイルは、Windows版Studioのインストールディレクトリに存在する下記ファイルです。

インストールモード変更対象設定ファイル ※V17.0の場合
現在のユーザー用にインストールした場合

%LOCALAPPDATA%\Programs\SkyVisualEditor17\Studio.exe.config

すべてのユーザー用にインストールした場合C:\Program Files (x86)\SkyVisualEditor17\Studio.exe.config


・設定ファイルの変更箇所は下記の通りです。

変更箇所変更前変更後
ログ出力の最小レベルを"DEBUG"に変更
<param name="LevelMin" value="ERROR" />
<param name="LevelMin" value="DEBUG" />
ログファイルの最大サイズを10MBに変更
<param name="MaximumFileSize" value="1MB" />
<param name="MaximumFileSize" value="10MB" />


ログ出力設定変更の注意点

ログ出力設定を変更することで詳細なログが出力され、問題解決に役立ちますが、ログ出力量が多くなるため、そのまま使い続けるとディスク容量を圧迫します。

ログ取得完了後は、設定ファイルの変更内容を必ず戻してください。

※後で戻しやすいように変更前の設定ファイルを別名コピー("Studio.exe.config_tmp"など)することを推奨します。


2.ログの取得

・Windows版Studioを実行し、ログを取得したい操作を実行した後、下記ディレクトリからログを取得します。

ディレクトリ名ディレクトリ
ログ出力先ディレクトリC:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\TerraSky\SkyVisualEditor\Logs


・エラーログは日単位に下記ファイル名形式で出力されています。対象操作を実行した日のログを取得します。

 Application_{出力日(yyyyMMdd)}.log

3.設定ファイルの変更を元に戻す

・「1.ログ出力設定の変更」で変更した内容を元に戻します。



ログ出力仕様


・ログ上にはWindows版Studioで検出された様々なエラー(デプロイエラー, ネットワークエラーなど)について、

 発生時刻やエラー内容の詳細が出力されており、製品サポートにおけるお客様の問題解決に役立ちます。

ログ出力構成

・1行あたりのログ出力構成は下記の通りです。


名称内容
1出力日時出力された日時を表示する
2出力レベル

出力レベルを表示する

下記5段階が存在し、DEBUGの場合に最も詳細にログを出力する

 FATAL > ERROR > WARN > INFO > DEBUG

3出力箇所Windows版Studioソース上におけるログの出力箇所を表示する
4出力内容ログの内容を出力する

通信内容の出力について

・出力レベルがDEBUGの場合、Windows版Studioとサーバー間の詳細な通信内容が出力されます。

 通信内容にはSalesforceから取得されたユーザー組織情報も含まれます。ご留意ください。