(2)-a. ビルダー表示設定

Lightning アプリケーションビルダーのレコードページでLightning ページを作成する際に、
スタジオからデプロイしたコンポーネントをオブジェクト固有のアクションとして設定できます。



プロパティ名設定内容
Lightningアプリケーションビルダーのレコードページでの表示対象オブジェクト

[{0}]でのみ表示

{0}:主オブジェクトの表示ラベル名とAPI参照名をコロン(:)区切りで表示

スタジオで作成したコンポーネントの主オブジェクトと、Lightning アプリケーションビルダーのレコードページ作成時に選択したオブジェクトが一致する場合にのみ、Lightning コンポーネントペインにスタジオで作成したコンポーネントが表示されます。
(2) ビルダー設定 >ビルダー表示設定は「設定あり」と表示されます。

すべてのオブジェクトで表示

オブジェクトの種類に関わらず、すべてのLightning コンポーネントペインにスタジオで作成したコンポーネントが表示されます。
※旧スタジオ(v12.1以前)に作成されたコンポーネントを開いた場合、初期設定は「すべてのオブジェクトで表示」が選択されています。
(2) ビルダー設定 >ビルダー表示設定は「未設定」と表示されます。



【例1】

前提条件:スタジオで主オブジェクトが"取引先"のコンポーネントを作成

・Lightning アプリケーションビルダーでLightning ページを新規作成


[オブジェクトに"取引先"を指定]

「ビルダー表示設定で"[取引先:Account]でのみ表示"を選択した場合」
・Lightning コンポーネントペインにはスタジオで作成したコンポーネントが表示されます。

「ビルダー表示設定で"すべてのオブジェクトで表示"を選択した場合」
・Lightning コンポーネントペインにはスタジオで作成したコンポーネントが表示されます。




【例2】

前提条件:スタジオで主オブジェクトが"取引先"のコンポーネントを作成

・Lightning アプリケーションビルダーでLightning ページを新規作成


[オブジェクトに"取引先責任者"を指定]

「ビルダー表示設定で"[取引先:Account]でのみ表示"を選択した場合」
・Lightning コンポーネントペインにはスタジオで作成したコンポーネントが表示されません。

「ビルダー表示設定で"すべてのオブジェクトで表示"を選択した場合」
・Lightning コンポーネントペインにはスタジオで作成したコンポーネントが表示されます。

Lightning アプリケーションビルダーのレコードページでは、オブジェクトが一致しないコンポーネントを使用することはできません。
本機能で不要なコンポーネントを非表示にすることでLightning アプリケーションビルダーをより使いやすくすることができます。

ビルダー表示設定の詳細は< https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.lightning.meta/lightning/components_config_for_app_builder_design_files.htm >参照のこと