システム管理者以外の特定のユーザが、すべての申請データを参照できるようにしたい場合は、権限セットを使用して、特定のユーザに対して当該オブジェクトへのアクセス権を付与する方法があります。
(例:管理的立場のユーザである、監査対応などの理由により、あるユーザがすべての申請データを参照できるようにしたい)
本記事では、設定の一例として、「申請データ」オブジェクトに対して権限セットで参照権限を付与する手順をご案内します。
【設定手順】
- Salesforceの 設定 > 権限セット を開き[新規]ボタンをクリックします。
- 権限セット作成画面にて必要事項を入力し[保存]ボタンをクリックします。
(入力例)
表示ラベル:申請データに参照権限付与
API参照名:permsetData - 権限セット画面のアプリケーションセクションのオブジェクト設定をクリックします。
- オブジェクト名:申請データをクリックします。
※申請データ2(~5)をご使用の場合は、申請データ2(~5)をクリックします。なお、組織によって、オブジェクト名がData2(~5)と表記されている場合があります。 - [編集]ボタンをクリックします。
- オブジェクト権限:参照、すべて表示を有効にして[保存]します。
- [割り当ての管理]ボタンをクリックします。
- [割り当てを追加]ボタンをクリックします。
- すべての申請データを参照できるようにしたいユーザにチェックを入れて、[割り当て]ボタンをクリックします。
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