5-3. 送信処理APIで書類を送信する
概要
送信処理 API を利用することにより、独自の画面やオブジェクト構成でも、書類の送信が可能となります。
制限事項があります
- 送信先および添付ファイルは、AppExchange パッケージで提供しているクラウドサイン書類送信画面と同じ 6 件まで指定が可能です。
- 添付ファイルは、送信先の詳細ページで、[ファイル] 関連リストに表示されるファイル(4MB 以下の PDF)のみが送信可能です。
ガバナ制限について
送信処理 API で提供する送信およびリマインドメソッドは、内部処理の先頭でパラメータに基づきコールアウト数をカウントし、ガバナ制限を超える場合にエラーメッセージを返します。
ただし、上記カウントには、送信およびリマインドメソッドの呼び出し前後に実装されたコールアウトを含めることはできません。そのため、実装内容により、実行時例外が発生する場合があります。
以下を参考に、コールアウト数を考慮した上でご利用ください。
ガバナ制限の詳細は、Salesforce のリファレンス「Apex ガバナ制限」をご参照ください。
送信およびリマインドメソッドで消費するコールアウト数
処理 | 書類1件 | 書類全件 |
---|---|---|
送信 | 2 + 送信先の件数 + 添付ファイルの件数 | 1 + (書類1件あたりのコールアウト数 × 書類件数) |
リマインド | 1 |
前提
事前に下記が完了している必要があります。
- AppExchange パッケージのインストール(参考 : インストール手順)
- インストール後の Salesforce の設定(参考 : Salesforceの設定)
- クラウドサイン管理に送信先を参照先とするカスタム項目を追加(参考 : 取引先責任者以外のオブジェクトから送信する場合 - クラウドサイン管理を送信先に紐づける)
利用例
以下のページをご参照ください。