mitocoをご利用いただくユーザには、mitocoのライセンスとmitoco用の権限セットが割り当てられている必要があります。
設定が不完全な場合、何かエラーが発生したり、特定の操作ができない等の問題が発生することがあります。
以下の操作例では、Salesforceの 設定 > ユーザ から、そのユーザの詳細情報を開き、ライセンスと権限セットの割り当て状況を確認する際のポイントをご案内します。
(1) ライセンス
- Salesforceの 設定 > ユーザ を開き、詳細を確認したいユーザの名前をクリックして詳細画面を開きます。
管理パッケージセクションに以下が追加されているか確認します。
パッケージ名 説明 mitoco (Base) 基本ライセンス(アドレス帳を含む)。必ず割り当てられている必要があります。 mitoco (Collaboration) 掲示板、ToDo、トーク、カレンダー、文書管理をご利用いただく場合は割り当てが必要です。 mitoco (Approvals) ワークフローをご利用頂く場合は割り当てが必要です。 必要なパッケージが割り当てられていない場合は[ライセンスの割り当て]ボタンより割り当てを実施してください。
- ライセンス数に余剰がない場合は、割り当てはできません。
- Salesforceの 設定 > インストール済パッケージ を開き、当該パッケージの[ライセンスの管理]からライセンスの割り当てを行うこともできます。
(2) 権限セット
- Salesforceの 設定 > ユーザ を開き、詳細を確認したいユーザの名前をクリックして詳細画面を開きます。
- 権限セットの割り当てセクションに以下が追加されているか確認します。
【一般ユーザの場合】
一般ユーザ権限のユーザには、通常、名称にUserと付く一般ユーザ用の権限セットを付与してください。
意図せずAdministrator用の権限セットを付与すると、一般ユーザに不要なアクセス権を付与してしまう原因となりますのでご注意ください。権限セットラベル 説明 mitoco (Base) User 必ず割り当てが必要です。 mitoco (Collaboration) User 掲示板、ToDo、トーク、カレンダー、文書管理をご利用いただく場合は割り当てが必要です。 mitoco (Approvals) User ワークフローをご利用頂く場合は割り当てが必要です。
必要な権限セットが割り当てられていない場合は[割り当ての編集]ボタンより割り当てを実施してください。【システム管理者の場合】
mitocoの管理者用権限セットを付与するユーザは、Salesforceのシステム管理者である必要があります。
mitocoのアプリケーション設定から管理者向けの設定を行うにはシステム管理者用の権限セットが付与されている必要があります。権限セットラベル 説明 mitoco (Base) Administrator システム管理者には必ず割り当てが必要です。 mitoco (Collaboration) Administrator システム管理者が掲示板、ToDo、トーク、カレンダー、文書管理をご利用いただく場合は割り当てが必要です。 mitoco (Approvals) Process Management システム管理者がワークフローをご利用、およびワークフローの承認プロセスを作成、申請情報一括更新を行うには割り当てが必要です。 必要な権限セットが割り当てられていない場合は[割り当ての編集]ボタンより割り当てを実施してください。
- Salesforceの 設定 > 権限セット にて当該権限セットの詳細画面を開き、[割り当ての管理]から権限セットの割り当てを行うこともできます。
- この操作例は、mitocoをインストールした時に標準で作成されるmitoco用の権限セットを使用することを前提としています。
組織で独自にカスタマイズした権限セットや権限セットグループを使用している場合は、本ページ記載の権限セット名称は適宜読み替えてご覧ください。
関連記事:
- mitoco用の権限セットの詳細につきましては、以下のリンク先をご参照ください。
ユーザガイド:x. mitoco全般および共通事項に関する問合せ
Q. mitocoの権限セットにはどのようなものがあり、それぞれの違いは何ですか。 - mitocoで新規ユーザを追加する詳細手順につきましては、以下のリンク先をご参照ください。
mitocoインストール初期設定マニュアル
7. ユーザの登録、設定