システム管理者が、祝日や会社のカレンダーなど利用者全員で共有するカレンダーを登録するには以下の手順を実施してください。
なお、本記事では、以下の流れで祝日カレンダーを新規作成し、祝日の入力を行う方法をご案内します。
(1) Salesforceの「公開カレンダー」に公開カレンダーを登録
- Salesforceの 設定 > 公開&リソースカレンダー を開きます。
- 公開カレンダーの[新規]をクリックします。
- 名前(”祝日”など)を入力し、有効にチェックを入れて[保存]をクリックします。
- 登録した名前が表示されますので、[共有]をクリックします。
- ユーザとグループの共有にある[追加]をクリックします。
共有設定画面にて、社内の全てのユーザに共有したい場合は共有先に「すべての内部ユーザ」を追加します。
カレンダーのアクセス権は以下のいずれかを付与し[保存]します。カレンダーのアクセス権について
カレンダーのアクセス権は以下のいずれかが付与可能です。
- 「詳細の表示」:「共有先」に指定したユーザは、公開カレンダーの予定は参照のみとなります。(システム管理者は公開カレンダーに予定を作成・削除できます。)
- 「詳細の表示、新規行動の追加」:「共有先」に指定したユーザは、公開カレンダーに予定を作成できます。
- 「フルアクセス」:「共有先」に指定したユーザは、公開カレンダーの予定を作成・削除できます。
ご注意
- 「詳細の非表示」
- 「詳細の非表示、新規行動の追加」
は付与しないでください。付与した場合、件名が"予定の公開方法"で表示されてしまい予定の件名が正しく表示されません。
- 再びSalesforceの 設定 > 公開&リソースカレンダー を開き、先ほど作成した公開カレンダーの名前のリンクをクリックします。
表示されたページのURLから公開カレンダーのIDを取得します。
ID確認方法:URLの最後の「/」から、023で始まる文字列を取得します。
・Classicの場合:https://[ドメイン名].salesforce.com/023************ ←「023************」
・Lightningの場合:https://[ドメイン名].lightning.force.com/lightning/setup/Calendars/page?address=%2F023************ ←「023************」
下図はLightningでの確認例です。
(2) mitocoでその公開カレンダーを登録
- 次にmitocoを開きます。アプリケーション設定 > (カレンダー) > 公開カレンダー を開き、[公開カレンダー追加]をクリックします。
- 公開カレンダー名(例:祝日)を入力し、リソースIDに手順 (1) - 7. で取得したIDを入力します。
休日カレンダーとして利用するにチェックを入れると、祝日を入力した時にカレンダーに赤い色が付きます。 - 必要に応じてその他の項目も設定し、[作成]をクリックして保存します。
設定可能なその他の項目等に関する詳細情報は、公開カレンダーをご参照ください。
(3) 祝日の入力方法
- カレンダーに祝日を登録するには、mitocoカレンダー開き、「月」表示 > 「公開カレンダー」タブを開きます。
- 検索欄に祝日カレンダーの名称(例:祝日)を入力して検索し、手順 (2)で作成した公開カレンダーを開きます。
- 祝日を登録したい日付の+マークをクリックし、予定を作成します。
その際、「件名」に祝日名、「終日行動」をONにして予定を作成してください。
Data Loaderを使った祝日の一括入力方法につきましては、こちらのテラスカイブログをご覧ください。