カレンダーでは、通常、他人の予定の詳細を参照したり編集することはできません。
しかし、予定に関連先を紐付けた場合、紐付けたレコードのアクセス権が予定のアクセス権に影響するため、紐付けたレコードに参照(編集)権限を持つユーザであれば、その予定にも参照(編集)権限を持つことになります。
なお、関連先のアクセス権が予定のアクセス権にどのように影響するかは、組織の共有設定で「活動」オブジェクトのデフォルトの内部アクセス権の設定値によって、動作が異なります。
- 親レコードに連動の場合は、親レコード(この場合、紐付けた関連先)のアクセス権は予定に連動するため、その関連先レコードの参照(編集)権限と同じアクセス権が対象の予定に付きます。
- 非公開の場合も、親レコードのアクセス権の影響を受けますが、その関連先レコードに編集権限がある場合でも、対象の予定には編集権限は付かず参照権限が付きます。
編集権限がある関連先レコードを紐付けたにもかかわらず、予定の編集ができない場合は、システム管理者は下記の設定を実施してください。
- Salesforceの 設定 > 共有設定 を開き、「活動」オブジェクトのデフォルトの内部アクセス権を確認します。
- 非公開の場合は、関連先レコードが編集権限でも予定には参照権限しか付与されません。予定にも編集権限を付与する場合はこの設定を親レコードに連動に変更します。