7-2-3. カスタムボタンの遷移先設定にて、設定を変更していないのに「カスタムURL」が設定される

本事象はV13.0にて修正済となります。

・カスタムボタンの遷移先設定プロパティから「URLエディタ」ダイアログを開き、設定値を「参照画面へ」から変更せずにダイアログを閉じると、設定値が「カスタムURL」に変更されることがあります。

・そのままページをデプロイした場合、「カスタムURL」として出力されるため、Salesforce上でカスタムボタンを押下しても参照画面に遷移しなくなります。


発生条件

・カスタムボタンが配置可能な全てのレイアウト(Salesforceレイアウト、自由レイアウト、検索画面、ウィザード画面)で発生します。

・Windows版Studioでのみ、下記のような条件を満たした場合に発生します。

   【前提条件】カスタムボタンの遷移先が未設定

   【発生手順】「URLエディタ」ダイアログの設定を一切変更せず、「参照画面へ」のままダイアログを閉じる。

   【発生結果】「カスタムURL」が設定される

既に遷移先設定プロパティが設定されている(緑のチェックマークが表示されている)場合は、発生しません。


【前提条件】カスタムボタンの遷移先が未設定


【発生手順】「URLエディタ」ダイアログの設定を一切変更せず、

「参照画面へ」のままダイアログを閉じる。



発生結果】「カスタムURL」が設定される


回避策

・事象が発生した場合、再度「URLエディタ」ダイアログを開き遷移先を再設定していただくことで、回避可能です。