4-8. SkyVisualEditor V15.3リリースについて

SkyVisualEditor V15.3リリースにおける、よくあるご質問について回答します。

※本ページにおける「パッケージ」という記載は、「SkyVisualEditor VF AppExchangeパッケージ」を指します。

パッケージ導入時は、必ずSandbox組織にて事前に動作検証したうえで、本番組織に反映するようにご注意ください。


Q. パッケージバージョン15.3で何が変わりましたか?

・パッケージバージョン15.3から、オブジェクトおよび項目レベルセキュリティの権限チェックが強化されました。

 これにより、/wiki/spaces/SVE4JA/pages/2949512で実装された処理において自動的にアクセス権エラーが検出されるようになり、より安全にApexクラス拡張機能をご利用いただけます。

注意点として、アクセス権が不足しているオブジェクトや項目に対して処理を実行していたApexクラス拡張機能は、15.3パッケージ適用によって処理結果が異なる場合があります。

 導入時は、Sandbox組織にて必ず動作検証をお願いします。

・パッケージバージョン15.3ではSkyVisualEditor VFの機能面における変更はございません。


Q. パッケージバージョン15.3導入によってどのような影響が生じますか?

・対象ページが下記条件に当てはまる場合、15.3導入後からはアクセス権エラーが生じる場合があります。

  -  対象ページで/wiki/spaces/SVE4JA/pages/2949512を使用している。

  -  Apexクラス拡張機能で実装された処理が、対象ページのオブジェクトや項目のアクセス権が不足しているユーザによって実行される。


・< (1) パッケージバージョン15.3導入後の影響と対応例 >にて、動作影響する処理例とその対応についてサンプルを記載しています。

 Apexクラス拡張機能で定義した処理をSandbox組織にて検証し、影響がある場合は修正が必要となります。

  


Q. パッケージバージョン15.2のままでも利用できますか?

・15.3リリース後も、次回メジャーバージョンアップ(V16)まで、パッケージバージョン15.2を最新環境にてご利用頂けます。

・お客様のご都合のよいタイミングにて、パッケージバージョン15.3を導入ください。

パッケージバージョン15.2のインストールURLは下記となります。

 https://login.salesforce.com/packaging/installPackage.apexp?p0=04t2K0000008Js9

Q.パッケージバージョン15.3を導入する場合、どのような手順になりますか?

・導入手順はこれまでのパッケージ同様ですが、前述のとおり/wiki/spaces/SVE4JA/pages/2949512で実装された処理に影響する場合がありますので、

 必ずSandbox組織で検証のうえ、本番組織へ移行ください。

・Sandbox組織から本番組織への移行手順は下記ドキュメントを参照ください。

 ◆Sandbox組織から本番組織への移行手順 [PDF]
 ~Visualforce page、Apex Class のデプロイ~


Q. パッケージバージョン15.3を導入しない場合、どのような影響が生じますか?

・導入しない場合も特に影響は生じませんが、次回メジャーバージョンアップに反映される変更であるため、

 今後SkyVisualEditorを円滑にご利用いただくためにも、導入を推奨いたします。


Q. SkyVisualEditor LCを使用しているのですが、影響はありますか?

・「SkyVisualEditor LC AppExchangeパッケージ」の更新はないため、影響はありません。