この記事は、ライブラリ所有者を別のシステム管理者権限のユーザに変更(ライブラリに対してアクセス権限一括更新)する手順をご案内します。
【本手順に関する重要な注意】
アクセス権限一括更新を行うと、操作対象のライブラリのアクセス権が配下のすべてのフォルダ・ファイルに同じ内容で更新されます。
そのため、配下の階層で別のアクセス権を設定していた場合、これまでアクセス権を付与されていなかったユーザにアクセス権が付与され、フォルダ・ファイルにアクセスできてしまうことが考えられます。
【事前準備】
意図せぬアクセス権付与を避けるため、アクセス権限一括更新を行う前に、退避が必要なフォルダ・ファイルがあれば、適切なアクセス権が設定されている別のライブラリにあらかじめ移動させておくことをおすすめします。
【手順】
- mitocoのアプリケーション設定 > (文書管理) > アクセス権限一括更新 を開きます。
- [検索]ボタンを押下して事象が発生しているライブラリ名を探し、ライブラリ名の左端の[編集]をクリックします。
※名前の先頭の[L]はライブラリであることを表します。 - 所有者を変更するため、[変更しない]ボタンを押下します。([変更する]に表示が変わります。)
(なお、現在のライブラリ所有者が無効ユーザの場合は、下図のように現在の所有者が無効ユーザと表示されます。) - [変更する]ボタンの下にあるユーザ選択リストから、新しいライブラリ所有者(システム管理者権限のユーザ)を選択します。
- 画面上部の[保存]ボタンをクリックします。
- 「フォルダ内のすべてのフォルダとファイルのアクセス権を変更します。よろしいですか。」と表示されますので、[はい]をクリックします。
- (必要時のみ)
ライブラリ内のフォルダに、ライブラリと異なるアクセス権を設定していた場合は再設定が必要です。
設定に関する詳細は ユーザガイド:フォルダを設定変更する をご覧ください。
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