3. 送信先オブジェクト変更
LINEユーザの情報がキャンペーンメンバやカスタムオブジェクトに登録されている場合、
メッセージ送信先をそれらのオブジェクトに変更してメッセージを送ることができます。
3.1.送信先オブジェクトについて
OMLINE-Oでは通常はメッセージ送信先のLINEユーザ情報や差し込み項目を「チャネルアカウント」オブジェクトから参照します。
上記のようなLINEユーザの情報を保持するオブジェクトをOMLINE-Oでは「送信先オブジェクト」と呼びます。
「送信先オブジェクト」は、キャンペーンメンバなどの標準オブジェクトや別のカスタムオブジェクトに変更することができます。
その場合、カスタムメタデータの「送信先オブジェクト設定」を定義しておく必要があります。
送信先オブジェクトを追加設定していない場合は常にデフォルト(チャネルアカウント)の設定が適用されます。
デフォルトの設定
オブジェクト | チャネルアカウントオブジェクト(OMLINE__ChannelAccount__c) |
LINEチャネルID項目 | チャネルアカウントのLINEチャネルID項目(OMLINE__ChannelId__c) |
ソーシャルアカウントID項目 | チャネルアカウントに紐づくソーシャルアカウントのソーシャルアカウントID項目 |
3.2. 送信先オブジェクト設定の追加
利用したいオブジェクトをカスタムメタデータ「送信先オブジェクト設定」レコードに定義することで、
メニュー画面から送信先オブジェクトを選択できるようになります。
送信先オブジェクト設定
送信先オブジェクト設定名 | 送信先オブジェクト設定を表す一意な文字列を設定します。 多くの場合、送信先オブジェクト名を設定します。 |
表示ラベル | メニュー画面で選択する際のラベルを設定します。 |
送信先オブジェクト名 | 送信先オブジェクトのAPI参照名を設定します。 |
LINEチャネルID項目名 | LINEチャネルIDが設定される送信先オブジェクトの項目、または 本項目はシステム的に利用されます。 ※参照先オブジェクトの項目を設定する場合はドット区切りでリレーションも |
ソーシャルアカウントID項目名 | ソーシャルアカウントIDが設定される送信先オブジェクトの項目、または 本項目はシステム的に利用されます。 ※参照先オブジェクトの項目を設定する場合はドット区切りでリレーションも |
UUID項目名 | Google Analytics連携の際に使用するUUIDの項目を設定します。 本項目はGoogle Analytics連携を行う場合必須となる項目です。 ※参照先オブジェクトの項目を設定する場合はドット区切りでリレーションも |
3.3. 送信先オブジェクトの適用範囲
下記の機能に適用されます。
メニュー | 送信先オブジェクト選択欄が表示されます。 |
ヘッダー | 選択した送信先オブジェクトが表示されます。 |
メッセージ送信 | 差し込み項目と送信先条件に利用できるオブジェクトが送信先オブジェクトに変更されます。 |
メッセージ テンプレート管理 | 選択した送信先オブジェクトを設定しているテンプレートのみ表示されます。 差し込み項目に利用できる項目は送信先オブジェクトとその参照先のオブジェクトの項目になります。 |
検索条件 テンプレート管理 | 選択した送信先オブジェクトを設定しているテンプレートのみ表示されます。 送信先条件に利用できる項目は送信先オブジェクトとその参照先のオブジェクトの項目になります。 |
下記の機能には適用されません。
送信履歴 | 送信先オブジェクトに関わらず、全ての送信履歴が表示されます。 |
送信件数確認 | 送信先オブジェクトに関わらず、全ての送信件数が対象となります。 |
3.4. 送信先オブジェクト変更時の注意点
・送信対象のデータ内のソーシャルアカウントIDが重複しないようにしてください。
・送信対象のデータ内のソーシャルアカウントIDとLINEチャネルIDがnullにならないように、
必須項目にするか検索条件で省いてください。