(1) 拡張クラスのインターフェース

拡張クラスのインターフェースを下記に示します。

拡張Apexクラスが継承するクラス

Namespace

クラス名

SkyEditor2

Extender

Extenderクラスのインターフェース

メソッド / 変数

パラメータ / 型

コメント

メソッド

コンストラクタ

パラメータ

拡張対象ページのApexクラス

初期化時、データ取得前に発動する処理

init()

-

初期化時、データ取得後に発動する処理

preSave()

-

「保存」処理前に呼び出されます

afterSave()

-

「保存」処理コミット後に呼び出されます

preSearch()

-

「検索」処理前に呼び出されます

afterSearch()

-

「検索」処理後に呼び出されます

preAdd(SObject obj)

テーブルに表示しているオブジェクト

テーブルにて行追加処理前に呼び出されます

afterAdd(SObject obj)

テーブルに表示しているオブジェクト

テーブルにて行追加処理コミット後に呼び出されます

preMultipleSelectionAdd(SObject cloned)テーブルに表示しているオブジェクト

カスタムルックアップ画面からマスタ取得機能で行を追加する際、

行の追加前に呼び出されます

afterMultipleSelectionAdd(SObject cloned)テーブルに表示しているオブジェクト

カスタムルックアップ画面からマスタ取得機能で行を追加する際、

行の追加後に呼び出されます

afterClone(SObject obj)

テーブルに表示しているオブジェクト

「コピー」処理後に呼び出されます

additionalExceptionHandler(Errors.SveDmlException ex , SObject[] records)

DML句ではなくDatabase Query 使用時に生成するエラーオブジェクト,
Database.SaveResult、または Database.UpsertResult の配列

変数 useDatabaseQuery が "true" の場合に、「保存」処理実行時に複数件のエラーを取得できます
変数useDatabaseQueryBooleanDatabase Query の実行有無フラグ
 true: Database Query 実行、 false: DML実行
 (デフォルト値: false)


Visualforceページ内(表示画面内)の値を参照、変更する場合、拡張対象ページのApexクラスを通して操作することができます。

また、ページ内に参照関係や主従関係オブジェクトを配置する際のデータテーブル、
又は複数行データテーブルが存在する場合は、データテーブルクラス
(デフォルトクラス名:dataTableSet1、dataTableSet1Item)を通してアクセスすることができます。

拡張対象ページのApexクラスのインターフェース

変数名

内容

record

sObject

ページで使用されている親レコード
(型はStudioで指定した主オブジェクト)

hidePageBody

Boolean

メッセージ以外のコンポーネント表示/非表示フラグ
画面の一部分をユーザに見せたくない場合に使用

registTransitionControl

String

新規画面「保存」ボタン押下後の遷移先

editTransitionControl

String

編集画面「保存」ボタン押下後の遷移先