(1)-g. デプロイ

デザインしたページ(Visualforceページ、Apexクラス)をSalesforceにデプロイ(配置)します。

「デプロイ」を押下すると「デプロイ確認」画面が表示されます。



SkyVisualEditorにてページを作成・デプロイする場合、以下を自動生成した後Salesforceにデプロイを行っています。
デプロイ時のMetaData APIバージョンは 56.0 を利用しています。

  • Visualforceページ   (API :56.0)
  • Apexクラス     (API :56.0)
  • Apexテストクラス  (API :56.0) 
  • Lightning Component(API :56.0)


Salesforceでは、組織にApexクラスをデプロイする時にテスト実行を行う必要があります。

デプロイするSalesforce組織が本番組織の場合、デプロイするApexクラス以外の
Apexクラス(他プロジェクト等で作成した配置済みのApexクラス)も全てテスト実行し、75%以上のテストカバー率が必要になります。
 

プロパティ

説明

デプロイ先組織

テスト環境

デプロイ先がSandbox環境やPre-Release環境、Developer Editionの場合に選択します。
作成したページのみを対象にApexテストを実行します。
組織内にカバレッジ率が低いトリガーが存在している場合は警告が表示されます。
デプロイ先組織が本番環境でこちらを選択した場合はデプロイエラーとなります。

本番環境

デプロイ先が本番環境の場合に選択します。
Salesforce組織内に存在する、管理パッケージ以外のすべてのApexクラスに対してテストを実行します。
デプロイ先組織がテスト環境の場合、Apexテスト実行がされずにデプロイされます。

上書き確認

Studioのページ、またデプロイ先のSalesforce組織に同じ名前のVisualforceページ名、Apexクラス名が存在するかを確認します。

※この値はプラウザにキャッシュされます

非同期デプロイ

Salesforce組織へのデプロイ完了を待たずにStudio画面の操作を可能にします。
デプロイの完了有無やデプロイ結果は、デプロイ履歴ダイアログから参照することが可能です。

※この値はプラウザにキャッシュされます

クラス確認デプロイされるApexクラスの内容を確認することができます。

デプロイが正常終了すると「デプロイ完了」画面が表示されます。

「ページを開く」リンクをクリックすると、作成したVisualforceページを開くことができます。
(未ログイン状態の場合、Salesforce.comログイン画面が表示されます。)

デプロイ失敗時は以下のようなダイアログが表示されます。ダイアログに表示されているメッセージをご確認ください。

デプロイ処理はSalesforce内で実行する該当Apexクラスのテスト実行時間を含んでいるため、処理に時間を要する場合があります。

SkyVisualEditorではデプロイ処理の応答まで最大900秒(15分)まで待つことはできますが、それ以上時間がかかる場合はタイムアウトエラーが発生します。
タイムアウトエラーが発生してもSalesforce内でのApexクラステスト実行処理は続行しますので、問題なくデプロイ自体は成功します。

Studio画面にはタイムアウトエラーと表示されますが、時間をおいた後にSalesforce組織にて該当のページがデプロイされていることを確認することができます。