(6) Slackアプリ(SkyVisualEditor for Slack)のインストール&Slack認証情報を保存
目次
- 前提条件
- 概要
- インストール手順
- ワークスペースでのアプリの利用を承認(※[アプリの承認が必要] がオンの場合)
- Slack App Directory公開前における導入環境の制約および設定事項
- 接続アプリケーションのIP制限の緩和(※SalesforceのプロファイルでIP制限を行っている場合)
- Slack認証情報を保存
前提条件
インストール先のSlackワークスペースにおいて管理者権限を持つユーザでインストールを行ってください。
インストールを行うブラウザでSlackにログイン済みであることを前提とします。
概要
Slackコンポーネントを利用する際は、SlackワークスペースにSlackアプリ(SkyVisualEditor for Slack)をインストールする必要があります。
インストール手順
1. 下記からご利用のSkyVisualEditor LCパッケージバージョンに対応するインストールリンクを押下します。
リンクをクリックすると以下のような画面に遷移します。
2. 右上のプルダウンでインストール先のワークスペースを選択します。
3. [許可する] ボタンを押下します。
4. ブラウザに「認証が完了しました。」というメッセージが表示されたらインストール完了です。
ワークスペースでのアプリの利用を承認(※[アプリの承認が必要] がオンの場合)
[アプリの管理設定] において、[アプリの承認が必要] がオンに設定されている場合、この手順を実施してください。
この手順を実施することで、一般ユーザーがSlack認証設定を実施できる状態になります。
5-2.【利用者向け】Slackコンポーネントの使い方 (1) Slack認証設定
1. サイドバーで [アプリを追加する] を選択し、検索ボックスに「SkyVisualEditor for Slack」と入力すると、
検索結果に「SkyVisualEditor for Slack」が表示されるので選択してください。
2. [設定] ボタンを押下してください。
3. [ワークスペースでの利用を承認] ボタンを押下してください。
4. [ワークスペースでの利用を承認] ボタンを押下すると、ワークスペースにおいてアプリが承認された状態になります。
Slack App Directory公開前における導入環境の制約および設定事項
現在Slackコンポーネントの利用に必要なSlackアプリ「SkyVisualEditor for Slack」はSlack App Directoryへ未公開となります。(近日中に掲載予定)
そのため導入可能なSlackワークスペースに必要な設定と操作があり、本項に記載します。
■Slackワークスペースに必要な設定
・Slackワークスペースに必要な設定は、下記表の通りです。
※Slackヘルプリンク | SkyVisualEditor for Slackの利用可否 | ||
---|---|---|---|
[Slack App ディレクトリのアプリのみを許可する] | [アプリの承認が必要] | [通常メンバーによる承認リクエスト機能の利用許可] | |
OFF | OFF | - | 利用可 |
ON | OFF | 利用不可 | |
ON | [アプリの承認が必要]がONの場合に必要な操作の実施により利用可 | ||
ON | - | - | 利用不可 |
■[アプリの承認が必要]がONの場合に必要な操作
・[アプリの承認が必要] がONに設定されている場合、以下の操作を行う必要があります。
1. 管理者ユーザーが ワークスペースでのアプリの利用を承認 を実施します。
2. 一般ユーザーがアプリの承認リクエストを実施します。
[通常メンバーによる承認リクエスト機能の利用許可] がONの場合、一般ユーザーが 5-2.【利用者向け】Slackコンポーネントの使い方 (1) Slack認証設定 の手順2で
[Add to Slack] ボタンを押下すると以下のような画面が表示されます。この画面で送信ボタンを押下します。
3. 一般ユーザーがアプリの承認リクエストを実施すると、管理者ユーザーのSlackbotに承認リクエストの通知が届きます。
管理者ユーザーがこの通知に対して [ワークスペースでの利用を承認] ボタンを押下します。
これで一般ユーザーが 5-2.【利用者向け】Slackコンポーネントの使い方 (1) Slack認証設定 を実施可能な状態になります。
※上記の「一般ユーザーによる承認リクエスト」および「管理者ユーザーによる承認リクエストの承認」の実施が必要なのは一度だけです。
(一般ユーザーAによる承認リクエストが承認された後は、一般ユーザーAも一般ユーザーBも5-2.【利用者向け】Slackコンポーネントの使い方 (1) Slack認証設定 を実施可能です)
参考Slackヘルプ:ワークスペースでのアプリのリクエストを管理する
接続アプリケーションのIP制限の緩和(※SalesforceのプロファイルでIP制限を行っている場合)
V17.2(パッケージ番号:202210070.0)の修正により、Salesforceの接続アプリケーションを利用してSlack認証情報を保存する仕様になりました。
Slack認証情報を保存する際に「SkyVisualEditorのサーバー」から「Salesforce組織」に対して通信を行う必要があり、SalesforceのプロファイルでIP制限が行われている場合、この通信を正常に行うことができません。
本セクションの作業を行うことで、通信が正常に行える状態になります。
1. 以下のリンクをクリックします。
接続アプリケーション「SkyVisualEditorSlackAppConnect」の認証
2. 接続アプリケーション「SkyVisualEditorSlackAppConnect」の認証画面が表示されるので、許可ボタンを押下します。
3. Salesforceの[設定] から、[クイック検索] ボックスに「接続アプリケーションの OAuth の利用状況」と入力し、[接続アプリケーションの OAuth の利用状況] を選択します。
4. SkyVisualEditorSlackAppConnectのインストールボタンを押下します。
5. 接続アプリケーション「SkyVisualEditorSlackAppConnect」のインストール画面が表示されるので、インストールボタンを押下します。
6. 接続アプリケーション「SkyVisualEditorSlackAppConnect」の参照画面が表示されるので、[ポリシーを編集] ボタンを押下します。
7. 「IP制限の緩和」の値を[IP制限の緩和] に変更して保存ボタンを押下します。
Slack認証情報を保存
設定完了後、以下の手順を実施してSlack認証情報をSalesforce組織内に保存してください。