インストール・アンインストール(ワークフロー)

目次

前提条件

パッケージのインストールは、Salesforceのシステム管理者権限を保持するユーザで行ってください。

パッケージのインストール

  1. はじめに
    本項では、ワークフローを利用するために、組織へのインストール手順について説明します。
  2. パッケージ構成
    ワークフローを利用するにあたり、以下のパッケージを組織にインストールする必要があります。
    1. ベースコンポーネントパッケージ:mitoco(Base)
    2. ワークフローパッケージ:mitoco(Approvals)
  3. ベースコンポーネントパッケージのインストール
    1. 組織にログイン済みの場合には、ログアウトします。
    2. パッケージ公開者より受領したURLにブラウザでアクセスします。(※1)
      1. インストールする組織のユーザ名、パスワードを入力します。
      2. [ログイン]をクリックします。
      3. ログイン後、自動的にmitoco(Base)のインストール画面に遷移します。
    3. 「管理者のみのインストール」を選択します。 
    4. [インストール]をクリックします。
    5. [完了]をクリックします。
      インストールの完了は、数分程度かかります。最終的な終了通知は、ログインユーザに送信されるメールにて確認してください。
    6. 下記インストール済みパッケージの確認を参照して、指定パッケージ 「ベースコンポーネントパッケージ:mitoco(Base)」が存在することを確認してください。

  4. ワークフローパッケージのインストール
    1. 組織にログイン済みの場合には、ログアウトします。
    2. パッケージ公開者より受領したURLにブラウザでアクセスします。(※2)
      1. インストールする組織のユーザ名、パスワードを入力します。
      2. [ログイン]をクリックします。
      3. ログイン後、自動的にmitoco(Base)のインストール画面に遷移します。
    3. 「管理者のみのインストール」を選択します。 
    4. [インストール]をクリックします。
    5. [完了]をクリックします。
      インストールの完了は、数分程度かかります。最終的な終了通知は、ログインユーザに送信されるメールにて確認してください。
    6. 下記インストール済みパッケージの確認を参照して、指定パッケージ 「ワークフローパッケージ:mitoco(Approvals)」が存在することを確認してください。

インストール済みパッケージの確認

  1. 組織にログインします。
  2. 設定 > アプリケーションの設定 > インストール済みパッケージを選択するか、クイック検索にて、”インストール済みパッケージ”で検索します。
  3. 表示された一覧画面のインストール済みパッケージにて、パッケージ名項目に指定パッケージが存在することを確認します。
    ※指定パッケージが存在しない場合には、インストール中である可能性があります。インストールが正常に完了したのちに再度確認してください。

利用開始の準備

インストールが完了したら、「利用開始の準備」を行ってください。

パッケージのアンインストール

  1. 組織にログインします。
  2. 設定 > アプリケーションの設定 > インストール済みパッケージを選択するか、クイック検索にて、”インストール済みパッケージ”で検索します。
  3. 表示された一覧画面のインストール済みパッケージにて、指定パッケージのアクション:アンインストールを選択します。
  4. パッケージデータのコピーの保存に関して、任意の選択肢を選択します。
    1. 完全にデータを削除する場合には、保存しないを選択します。
  5. はい。このパッケージをアンインストールして、すべての関連コンポーネントを永久に削除します”のチェックボックスをチェックします。
  6. [アンインストール]をクリックします。
  7. 上述インストール済みパッケージの確認にて、指定パッケージが存在しないことを確認します。
    アンインストールには、数分程度かかります。最終的な終了通知は、ログインユーザに送信されるメールにて確認してください。

注意事項

パッケージ内のコンポーネントを組織の情報に割り当て済みの場合、割り当てを解除しなければ、アンインストールが正常に終了しません。

割り当てを解除したのち、再度アンインストールを行ってください。

想定される割り当て例

  • ワークフローパッケージの権限セット:Approval process management(プロセス管理者)を組織のユーザに割り当てている

         

パッケージのアップデート時の注意点

パッケージがすでにインストール済みの組織にて、ワークフローパッケージのバージョンアップに伴い、アップデートにてパッケージをインストールする場合の注意点です。

・以下の項目が有効になっていることをパッケージをアップデートする前に確認してください。

  1. オブジェクト:「申請データ(Data)」の検索許可設定
    1. 組織にログインします。
    2. 設定 > ビルド > 作成 > オブジェクトを選択するか、クイック検索にて、”オブジェクト”で検索します。
    3. 表示された一覧画面のカスタムオブジェクトで、Dataの[編集]リンクをクリックします。
    4. 検索状況項目にて、「検索を許可」にチェックが入っていることを確認します。
      チェックがない場合には、チェックします。
    5. [保存]をクリックします。(すでにチェック済みであった場合には、[キャンセル]をクリックします。)


・以下の項目が有効になっていることをパッケージをアップデート後に確認してください。

  1. 申請時に添付ファイル付与許可設定(※新規にワークフローパッケージをインストールする場合には不要です。)
    1. 組織にログインします。
    2. 設定 > ビルド > 作成 > オブジェクトを選択するか、クイック検索にて、”オブジェクト”で検索します。
    3. 表示された一覧画面のカスタムオブジェクトで、[Data]リンクをクリックします。
    4. ページレイアウトセクションで、ご利用のページレイアウト(※)の[編集]リンクをクリックします。
      ※デフォルトは「Data Layout」です。
    5. ページレイアウト下部の関連リストセクションに、「ファイル」が配置されていることを確認します。
      関連リスト「ファイル」が存在しない場合には、ページレイアウト上部のパレットより、[関連リスト]>[ファイル]を選択し
      ページレイアウト下部の関連リストセクションに、ドラッグアンドドロップします。
    6. ページレイアウト上部のパレットの[保存]ボタンをクリックします。
      すでに「ファイル」が関連リストに設定されていた場合には、[キャンセル]をクリックします。


申請カテゴリについて(V 10.0)

申請カテゴリがインストール時またはV10.0以前からのアップデート時に以下の申請カテゴリが1つ作成されます。

項目設定値
申請カテゴリ名申請データ
オブジェクトData
申請フォーム選択

すべての申請フォーム

また初期表示設定のカテゴリとしても登録されます。

ワークフローの画面表示制御の申請データ一覧非表示フラグがチェックありの場合アップデート時には作成されません

※V10.0以降のアップデート時には作成されません。