インストール・アンインストール(ワークフロー)
目次
前提条件
パッケージのインストールは、Salesforceのシステム管理者権限を保持するユーザで行ってください。
パッケージのインストール
- はじめに
本項では、ワークフローを利用するために、組織へのインストール手順について説明します。 - パッケージ構成
ワークフローを利用するにあたり、以下のパッケージを組織にインストールする必要があります。- ベースコンポーネントパッケージ:mitoco(Base)
- ワークフローパッケージ:mitoco(Approvals)
- ベースコンポーネントパッケージのインストール
- 組織にログイン済みの場合には、ログアウトします。
- パッケージ公開者より受領したURLにブラウザでアクセスします。(※1)
- インストールする組織のユーザ名、パスワードを入力します。
- [ログイン]をクリックします。
- ログイン後、自動的にmitoco(Base)のインストール画面に遷移します。
- 「管理者のみのインストール」を選択します。
- [インストール]をクリックします。
- [完了]をクリックします。
インストールの完了は、数分程度かかります。最終的な終了通知は、ログインユーザに送信されるメールにて確認してください。 - 下記インストール済みパッケージの確認を参照して、指定パッケージ 「ベースコンポーネントパッケージ:mitoco(Base)」が存在することを確認してください。
- ワークフローパッケージのインストール
- 組織にログイン済みの場合には、ログアウトします。
- パッケージ公開者より受領したURLにブラウザでアクセスします。(※2)
- インストールする組織のユーザ名、パスワードを入力します。
- [ログイン]をクリックします。
- ログイン後、自動的にmitoco(Base)のインストール画面に遷移します。
- 「管理者のみのインストール」を選択します。
- [インストール]をクリックします。
- [完了]をクリックします。
インストールの完了は、数分程度かかります。最終的な終了通知は、ログインユーザに送信されるメールにて確認してください。 - 下記インストール済みパッケージの確認を参照して、指定パッケージ 「ワークフローパッケージ:mitoco(Approvals)」が存在することを確認してください。
インストール済みパッケージの確認
- 組織にログインします。
- 設定 > アプリケーションの設定 > インストール済みパッケージを選択するか、クイック検索にて、”インストール済みパッケージ”で検索します。
- 表示された一覧画面のインストール済みパッケージにて、パッケージ名項目に指定パッケージが存在することを確認します。
※指定パッケージが存在しない場合には、インストール中である可能性があります。インストールが正常に完了したのちに再度確認してください。
利用開始の準備
インストールが完了したら、「利用開始の準備」を行ってください。
パッケージのアンインストール
- 組織にログインします。
- 設定 > アプリケーションの設定 > インストール済みパッケージを選択するか、クイック検索にて、”インストール済みパッケージ”で検索します。
- 表示された一覧画面のインストール済みパッケージにて、指定パッケージのアクション:アンインストールを選択します。
- パッケージデータのコピーの保存に関して、任意の選択肢を選択します。
- 完全にデータを削除する場合には、保存しないを選択します。
- ”はい。このパッケージをアンインストールして、すべての関連コンポーネントを永久に削除します”のチェックボックスをチェックします。
- [アンインストール]をクリックします。
- 上述インストール済みパッケージの確認にて、指定パッケージが存在しないことを確認します。
アンインストールには、数分程度かかります。最終的な終了通知は、ログインユーザに送信されるメールにて確認してください。
注意事項
パッケージ内のコンポーネントを組織の情報に割り当て済みの場合、割り当てを解除しなければ、アンインストールが正常に終了しません。
割り当てを解除したのち、再度アンインストールを行ってください。
想定される割り当て例
- ワークフローパッケージの権限セット:Approval process management(プロセス管理者)を組織のユーザに割り当てている
パッケージのアップデート時の注意点
パッケージがすでにインストール済みの組織にて、ワークフローパッケージのバージョンアップに伴い、アップデートにてパッケージをインストールする場合の注意点です。
・以下の項目が有効になっていることをパッケージをアップデートする前に確認してください。
- オブジェクト:「申請データ(Data)」の検索許可設定
- 組織にログインします。
- 設定 > ビルド > 作成 > オブジェクトを選択するか、クイック検索にて、”オブジェクト”で検索します。
- 表示された一覧画面のカスタムオブジェクトで、Dataの[編集]リンクをクリックします。
- 検索状況項目にて、「検索を許可」にチェックが入っていることを確認します。
チェックがない場合には、チェックします。 - [保存]をクリックします。(すでにチェック済みであった場合には、[キャンセル]をクリックします。)
・以下の項目が有効になっていることをパッケージをアップデート後に確認してください。
- 申請時に添付ファイル付与許可設定(※新規にワークフローパッケージをインストールする場合には不要です。)
- 組織にログインします。
- 設定 > ビルド > 作成 > オブジェクトを選択するか、クイック検索にて、”オブジェクト”で検索します。
- 表示された一覧画面のカスタムオブジェクトで、[Data]リンクをクリックします。
- ページレイアウトセクションで、ご利用のページレイアウト(※)の[編集]リンクをクリックします。
※デフォルトは「Data Layout」です。 - ページレイアウト下部の関連リストセクションに、「ファイル」が配置されていることを確認します。
関連リスト「ファイル」が存在しない場合には、ページレイアウト上部のパレットより、[関連リスト]>[ファイル]を選択し
ページレイアウト下部の関連リストセクションに、ドラッグアンドドロップします。 - ページレイアウト上部のパレットの[保存]ボタンをクリックします。
すでに「ファイル」が関連リストに設定されていた場合には、[キャンセル]をクリックします。
申請カテゴリについて(V 10.0)
申請カテゴリがインストール時またはV10.0以前からのアップデート時に以下の申請カテゴリが1つ作成されます。
項目 | 設定値 |
---|---|
申請カテゴリ名 | 申請データ |
オブジェクト | Data |
申請フォーム選択 | すべての申請フォーム |
また初期表示設定のカテゴリとしても登録されます。
※ワークフローの画面表示制御の申請データ一覧非表示フラグがチェックありの場合アップデート時には作成されません
※V10.0以降のアップデート時には作成されません。