2.1. LINEチャット

 

1.    保留ボタン


チャットの保留をするためのボタン。「保留」ボタンをクリックすると、「保留メモ」ダイアログが表示され、
保留メモを入力できます。また、保留メモには既存の保留メモも表示され、既存の保留メモを削除することや、
メッセージを追記することができます。
 



ダイアログ上で「OK」ボタンをクリックすることで、保留メモが登録され、ルームステータスが「保留」となります。
「キャンセル」ボタンをクリックすると、更新した保留メモは保存されずにダイアログが閉じられます。

※「保留」ボタンはルームステータスが保留中またはクローズの場合は表示されません。
※「保留」ボタンはケースの所有者が自分以外の場合は表示されません。
※チャット対応中にタブやブラウザが閉じられた場合、自動的に保留状態になります。

2.    チャット終了ボタン

チャットを終了するためのボタン。「終了」ボタンをクリックすると「チャットを終了します。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。

 

「OK」をクリックするとルームステータスが「クローズ」になり、ユーザにアンケートが送信されます。
(アンケートはチャットログには表示されません。)「キャンセル」をクリックするとダイアログを閉じ、ブラウザタブはそのままとなります。
チャネル設定「アンケート送信有無を選択可能」にチェックが入っている場合、アンケート送信前にアンケート送信確認ポップアップが表示されます。

※「終了」ボタンはルームステータスが保留中またはクローズの場合は表示されません。
※「終了」ボタンはケースの所有者が自分以外の場合は表示されません。


3.    再開ボタン

保留中のチャットを再開するためのボタン。

「再開」ボタンをクリックするとチャットが再開され、ルームステータスが「対応中」になります。
※ルームステータスが「保留」の場合しか表示されません。
※ケースの所有者が自分以外の場合は表示されません。


4.    チャットログ表示領域

ユーザとの全てのやり取り(自動応答の回答含む)を表示します。
LINEアプリと同様に、ユーザからのメッセージは左寄せ(背景色が白)で、自動応答回答・オペレータからの回答は右寄せ(背景色は緑)で表示されます。

4.1.    送信エラー

オペレータからメッセージ等が送信された場合、送信内容の左側に灰色の矢印が表示されます。
送信が正常に行われると矢印は非表示となります。
送信エラーが発生した場合、またはタイムアウト(60[s])が発生した場合は、矢印は非表示となり、赤色のエラーマークが表示されます。

 

尚、テキストメッセージは、送信中、送信完了後(正常、エラー共に)共に、マウスのダブルクリックにて全文字が選択された状態となります。

4.2.    既読機能

LINEユーザが送信したメッセージはオペレータが確認する前に自動で既読になります。

参考)オペレータが確認した時、既読にしたい場合はLINE社へMark as Read APIの有効化申請、チャネルの自動既読OFF申請をしたうえで、 チャネル設定「既読制御APIを有効化」 にチェックを入れて下さい。
   詳しくは、導入ベンダーへご相談ください。
  

5.    メッセージ入力欄

●    テキスト
オペレータから送信するメッセージ(テキスト)を入力し、「送信」ボタンで送信します。
メッセージ入力欄内でEnterキーを押した場合、改行されます。
テキストメッセージはAlt + Enterでも送信可能です。


●    スタンプ
スタンプアイコンをクリックすることで、送信可能なスタンプ一覧がStickerID順に表示されます。

 

一覧からスタンプを選択するとスタンプのプレビューが表示され、もう一度選択したスタンプをクリックすると送信されます。

※標準のスタンプの他にスポンサードスタンプも送信可能です。
スポンサードスタンプを利用する場合はLINE社へ申請が必要となります。


 

プレビュー状態で、選択したスタンプ以外をクリックすると、プレビュー状態が解除されます。

■システム管理者の方へ

スタンプ送信は チャネル設定「スタンプ送信を無効化」 にチェックを入れることで無効にすることができます。
※スタンプURLに変更があった場合、カスタム設定「共通設定」から新しいスタンプURLを設定可能です。該当の設定は変更がない場合、設定不要です。



●    画像

画像送信アイコンをクリックすると送信する画像を選択できます。選択可能(送信可能)な画像ファイル形式は『jpeg』のみです。大きいサイズの画像を選択された場合、リサイズ処理を行った画像が送信されます。
リサイズ処理は、選択した画像の縦横サイズが 1024px より大きい場合、縦横サイズの大きい方を 1024px まで小さくし、もう一方を縦横比に合わせて縮小させます。
ファイルサイズが1MBよりも大きいファイルを指定した場合、エラーメッセージダイアログが表示されます。

 

対象画像ファイルを指定した場合、「画像を送信します。よろしいですか?」メッセージダイアログが表示されます。

 

「OK」ボタンをクリックすると、画像が送信されます。「キャンセル」ボタンをクリックすると選択された画像は送信されません。
※ログ内の画像が削除済みの場合、画像のファイル名が表示された状態となります。

■システム管理者の方へ

画像送信は チャネル設定「画像送信を無効化」 にチェックを入れることで無効にすることができます。



●    動画
動画送信アイコンをクリックすると送信する動画を選択できます。選択可能(送信可能)な動画ファイル形式は『mp4』のみです。
対象動画ファイル指定した場合、「動画ファイルを送信します。本当によろしいですか?」のメッセージダイアログが表示されます。
 

再生時間が1分を超えるファイルを指定した場合、または、ファイルサイズが10MBを超えるファイルを指定した場合、
「ファイルサイズが大きすぎます。 再生時間1分以内、容量10MB以下の動画を指定してください。」といった旨のエラーメッセージが表示されます。

■システム管理者の方へ

動画送信は チャネル設定「動画送信を無効化」 にチェックを入れることで無効にすることができます。
 


●    位置情報
位置情報アイコンをクリックすると、新しいウィンドウでマップが表示されます。

マップ上をクリックすると、赤いピンが立ちます。
マップの左上の「Search Box」で、「住所」・「地名」・「緯度経度」を検索することができます。

 

ピンが立った状態で右下の「LINEに送信」をクリックすると位置情報が送信されます。
ピンが立っていない状態で「LINEに送信」をクリックすると、「位置をクリックしてください」といった旨のエラーメッセージが表示されます。

位置情報が送信されるとチャット画面上に小さいマップが表示されます。

 

チャネル設定 「GoogleMAP_APIキー」 にグーグルマップのAPIキーを設定していない場合、位置情報アイコンをクリックすると
「Google Map APIキーが設定されていません。」といった旨のエラーメッセージが表示されます。

 

グーグルマップのAPIキーを設定していない状態で、既に位置情報を送信している場合、もしくは受信した場合はエラーメッセージが表示されます。
 



位置情報送信ウィンドウの初期表示地点は チャネル設定「デフォルト位置情報」 で設定可能です。
「デフォルト位置情報」は 緯度,経度 の形式で初期表示地点を入力してください。
「デフォルト位置情報」が設定されていない場合、初期表示地点は 東京駅 になります。


■システム管理者の方へ

本機能の利用にはGoogle Cloud PlatformのAPIキーが別途必要になります。
以下のAPIを有効化したGoogle Cloud Platform APIキーを取得し、チャネル設定「GoogleMAP_APIキー」に入力してください。
※GoogleMapURLに変更があった場合、カスタム設定「共通設定」から新しいGoogle Map URLを設定可能です。該当の設定は変更がない場合、設定不要です。
・Maps JavaScript API
・Maps Embed API
・Places API
・Geocoding API
位置情報送信は チャネル設定「位置情報送信を有効化」 にチェックを入れることで有効にすることができます。


●    LINEコールPlus

LINE to CallアイコンをクリックするとLINEユーザに設定した画像がイメージマップとして表示され、オペレータのチャット画面には「**LINEコールPlusを送信**」のメッセージが表示されます。

 


送信する画像のURL、送信画像の高さ、イメージマップをタップした時のコール先 は事前に設定が必要です。

弊社製品サポートサイトからご連絡いただくか、Heroku管理画面を利用することで設定可能です。
画像の指定方法は以下のURLをご参照下さい。
https://developers.line.me/ja/reference/messaging-api/#base-url

■システム管理者の方へ

LINEコールPlusは チャネル設定「LINEコールPlusを有効化」 にチェックを入れることで有効にすることができます。