連動関係を設定変更した場合に標準ページページレイアウトと選択リストの選択肢表示が異なる

項目の連動関係が設定済みのレコードに対し、連動関係の選択肢を変更後にレコードデータを編集する際、SkyVisualEditorで作成したページ(Visualforceページ)と標準ページレイアウトで選択リストの選択肢の表示が異なります。

対象

例)下記のように「連動元項目A」に対し、「連動先項目1」の選択肢に ”連動先項目1”、”連動先項目2” を設定しているとします。
   「連動先項目1」項目に ”連動先項目1” を選択したデータを作成した後、「連動先項目1」の選択肢を ”連動先項目5”、”連動先項目6” に変更します。

【連動関係 設定変更前】

【連動関係 設定変更後】

標準ページレイアウトとSkyVisualEditorページの編集画面を比較すると、下記のように設定済みの選択肢 ”連動先項目1” がSkyVisualEditorページには表示されておらず、編集画面を表示して保存をすると、以前保存していた値 ”連動先項目1” が削除されてしまう仕様となっています。

 

【標準ページレイアウトの編集画面】

【SkyVisualEditorページ(Visualforceページ)の編集画面】

原因

Salesforce社サポートへ問い合わせた結果、この動作はVisualforce(Salesforce)の仕様とのことです。

解決策

「インライン編集」機能を使用すると回避可能です。

編集ページではなく参照ページを用意して頂き、Studio画面の「インライン編集を有効化」にチェックを入れます。

【SkyVisualEditor Studio画面】

再デプロイ後のSalesforce画面を見ると、ダブルクリックによって編集可能となるインライン編集が有効化されており、選択肢 ”連動先項目1” が表示、選択された状態となっています。

【Salesforce画面(SkyVisualEditorページ)】