「変数代入」と「マッピング」の違いは何ですか

Q.

「変数代入」と「マッピング」の違いは何ですか。
変数に値を代入する場合、どちらを使っても同じことが実現できるように見えます。どちらを使うことが適切でしょうか。

A. 

スクリプト作成の基本として、次の通り定義されています。

  • 変数に値を代入するのみの場合は、「変数代入」を使用してください。
  • それ以外の場合は、「マッピング」を使用します。

また、次の点にも注意してください。

  • 変数代入アイコンに対して、スクリプト上のすべてのオペレーションから値を取得することができます。データフローを引く必要がありません。これは変数代入を利用するメリットです。

  • 変数代入アイコン内で、入力元が繰り返しデータの場合、自動的に先頭レコードのデータがセットされます。
  • マッピングアイコン内で、入力元から変数へのマッピングを行う(線を引く)場合、変数への代入はマッピングアイコン内で一度しか行われないため、どのタイミングで値の代入が行われるか十分に意識する必要があります。
    例えば、入力元のデータを「単純な繰り返し」に受け渡す場合、繰り返し内の項目を変数へ代入してもデータ毎に代入が行われるわけではありません。
    これが変数代入アイコンの方が分かりやすく見える理由です。